大村朋子 おおむらともこ
バイオリニスト、作曲家、編曲家、教育者。
静岡生まれ。2004年に渡米、2010年にブルックリンに拠点を移す。
ジャズバイオリンを専門とし、クラシックにとどまらないバイオリンの可能性を常に追求している。作曲、編曲も行い、自分のジャズグループでアルバムを、現段階で、4作リリースしている。
横浜国立大卒、教育人間科学科、音楽専攻。2004年より渡米、バークリー音楽院にて即興演奏をHal Crook, George
Garzone, Ed
Tomassi, Matt Glaser, Rob Thomas, Christian Howes等に師事。 2005年にRoy Haynes
Awardを受賞。2008年10月にセルフプロデュースであるデビューアルバム、"Visions"をCDBabyよりリリース。2009年秋よりNY
に拠点を移し、様々なグループに所属し、音楽活動を精力的に行っている。2009年、International Songwriting
CompetitionにてHonorable Mentionを獲得。同年、アメリカの弦楽雑誌『Strings』(6月号)にEmerging
Solo Artistsの15人の内の一人として選ばれる。2015年1月にリーダーとしては2作目のアルバム『Roots』では日本の民謡等をジャズに編曲してまとめ、グレッグ•オズビー氏主宰のInner Circle Musicレーベルよりリリース、日本ではダイキムジカより発売。2015年から2020年まで連続で、米雑誌『Downbeat』マガジン、批評家投票のヴァイオリン部門でRising Starに選ばれている。2015年2月にNHK-FMのセッション2015で自身のグループで演奏。
渡米から11年の間、いくつかのWorld Musicグループに所属し、アメリカ国中を5年間周り、その後、ニューヨークに拠点を移して、ジャズを中心に活動している。共演ミュージシャンは、グラミー賞受賞者のパキート•デ•リヴェラやピアニスト、ファビアン•アルマザンやカミラ・メザを始め多々。
ヴァイオリンは4歳より母の指導の元始める。地元静岡のユースオーケストラに所属。中、高校生の頃から、ジャズやロックに興味を持ち始め、大学ではモダンジャズ研究会でジャズに没頭。その後、本格的にジャズを学びに渡米を決意する。
クラシックでは、Orpheus Chamber EnsembleのコンサートマスターのRichard Roodに師事。日本では渡辺一雄に師事した。